梅雨明けと同時にとんでもない暑さがやって参りましたこちら諏訪です。
お昼は冷やし中華頻度多めの広報です。こんにちは。
6月中にまさかの梅雨明けと思っていたら
もうすっかり夏の空、夏の気温、夏の装いとなりました。
先々々週くらいまでひざ掛けを使っていた気がするのですが、避暑地もすっかり暑い今日この頃です。
さてさて、
諏訪の観光と言うと大体インターネットではすっかりお馴染みの有名どころと
季節の催しや開花情報などが出てくるわけですが、諏訪の地域はそれだけじゃないんです。
「諏訪 観光 穴場」なんて検索しても本当の穴場は出てこない!
決定版なんて書かれているのに結局は有名どころしか載っていない!
それに広報は憤りを感じているわけです(ふんす)
道を1、2本奥へ入れば、武田信玄など大河ドラマに出てくる名だたる武将達と縁のある立派なお寺や神社がたっくさんあります。
今なお、子孫の方と縁のあるところもあるんですよ(!)
諏訪だけじゃなく岡谷、下諏訪、茅野にも色々あるのに・・・
それなのに知られていないなんて!
いや、知っている人も実際は結構いらっしゃるんですけれど、知名度が低いばかりに
もったいないことになっている場所がたくさんあるんです!
と、いうわけで今回は穴場スポット第一弾。
縁結び神社としても知られる足長神社と手長神社、それから神渡神事で有名な八劔神社をご紹介します。
今回は八剣神社だけ別日に参拝していますが、お車があれば3社を半日もかけずに巡るのは容易です。
八劔神社
八剣神社は諏訪大社上社の摂社です。
こちらの神社で有名なのは、ご存知の方も多いと思いますが、諏訪湖の御渡神事ですね。
今年の御神渡りのブログでも書きましたが、八剣神社では御神渡りの認定や年占を行っています。
その結果は諏訪大社へ報告、さらに諏訪大社が宮内庁と気象庁へ報告しています。
その昔は幕府に奉告されていました。
御神渡りの記録「御渡り帳」は1683年以降、今日までずっと書き継がれているというのですから
その歴史がとても長く由緒ある神社だということが分かります。
御柱ももちろん立っておりますよ。
近年ブームの御朱印ですが、こちらの場所では拝受できません。別の場所になります。
詳細は後ほど。
住 所 | 〒392-0024 長野県諏訪市小和田13−18 |
駐車場 | 神社前 |
日本酒で有名な真澄の酒蔵が近いので、そちらへ寄るも良いですね。
周辺というかお隣と程近い場所に立川流の彫刻が見事な「教念寺」や「甲立寺」がありますので足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
足長神社と手長神社
両社存在は良く知っていたのですが、実は広報も参拝は初めてでした。
特に手長神社の方は参道前を通る機会が多くあったのですが、なかなか行く機会もなく
ようやく今回お邪魔できました。
参拝順は 足長神社 → 手長神社 が公式です。
先ずは足長神社。
上諏訪駅から見ると遠いです。
MAPなどで調べて頂ければ直ぐにわかると思いますが、徒歩でも自転車でも1時間程度かかると思いますし、難しいでしょう。
お車ならすぐの距離なのですが・・・
国道をずっと茅野方面へ向かい、諏訪中央自動車学校を左折して山へ向かって坂を上っていきます。
すると急に右手に階段が出てきます。
それが神社への入り口ですが、周辺に駐車場がないためおそらく皆様気付いても
一回は通り過ぎてしまうのではないでしょうか。
車は神社入り口の階段から90度くらいカーブを進んだところのチェーン着脱場か、
110度くらい進んだところの足長丘公園にとめておく他ありません。移動の際は行き交う車にお気を付けください。
階段をのぼるとポッカリ抜けた空間が。
ちなみに公園側(裏手)からも入れます。が、私はまず正面からご挨拶したかったので正面へ回りました。
足長神社はひっそりと厳か。
遠目で見ると少し寂しげですが上社前宮のような神聖さを感じます。
諏訪大社上社の末社ですが、建御名方神が諏訪大社に祀られる以前から信仰されていた神様を祀り、古くから崇敬されていました。
どうやって造ったんでしょう。複雑すぎて私には何がなんだか。
こちらは無人のため、この場では御朱印は拝受できません。
住 所 | 〒392-0012 長野県諏訪市四賀足長山5386 |
駐車場 | なし |
そして手長神社。
上諏訪駅から数分、諏訪郵便局近くの鳥居が手長神社へ続く参道ですが、
鳥居下の駐車場は郵便局へご用の方しか使えずそれ以外の方は使えません。
手水場もあるのに趣ゼロです・・・
ですが、そこからひたすら階段をのぼって歩いて行くには少し遠いので
こちらも当然諏訪大社上社末社です。
おや・・・足長神社とだいぶ雰囲気が違います・・・
足長神社は足摩乳命という男神を、手長神社は手摩乳命という女神を祀っており、夫婦の神様です。
それ故、縁結びスポットとしても知られています。
こんなに歴史のあるご利益のありそうな縁結びスポットは、この辺りではなかなか無いのではないでしょうか。
手長神社には社務所があります。
足長神社のお守りと手長神社のお守りを一つの袋に一緒に入れておくという、
一つ一つ手作りの、珍しい縁結びのお守りも購入できます。
気になる方は是非どうぞ♪
茅の輪くぐりでしょうか。
訪れたこの日は大きな行事があったようで、中学生か高校生が神楽殿で抹茶を点てていました。
お参り中に終わってしまい、間に合わず無念。
休日でしたが目の前が学校ということもあり、人の気配がたくさんする活気のある印象です。
手水場
そうそう、このご夫婦の神様達、
足が長く手の短かった足長様が、足が短く手の長かった手長様をおんぶして、諏訪湖でお魚をとっていたそうですよ。
手長神社で頂いたパンフなどに記載されていました。
なんという共同作業!
お互いの足りない部分を補って助け合うという夫婦のあるべき姿ですね・・・
そうそう、お守りと言えば、私は梶の葉のデザインが施された白い土鈴を購入しました。
それが何と、とーーーーっても良い音でびっくり。
こんなに小さいのにこんなに良い音色が響くのかと家で何回も振ってしまいました。
割れてしまいそうなのでどこに付けたら良いか未だに悩んでいますが、たまに振っては音色を楽しんでいます。
住 所 | 〒392-0003 長野県諏訪市上諏訪9556 |
駐車場 | 有 入り口付近 |
御朱印は?
さて、御朱印ですが「八剣神社」「足長神社」「手長神社」の三社全て手長神社で拝受できます。
というか、手長神社でないと拝受できません。
お守りも手長神社でのみ取り扱っています。
なので縁結びのお守りを御所望の方は、公式順の通り足長→手長の参拝をオススメします。
御朱印の初穂料は一社300円、三社で1,000円です。(おや・・・?)
今回ご紹介した場所は、穴場ということもあり、徒歩だと遠かったり、階段の段数がやけに多かったり
お車だと駐車に苦労したり、道幅が狭く対向車が通り過ぎるのを待たなければ進入できない道などもあります。
訪問の際はどうぞお気を付けて、楽しんでください♪